DV夫とフィリピン人妻の離婚
2016-05-21
2008年に日本人男性Yと婚姻し、一児をもうけたフィリピン女性X(当事務所の依頼者)は、YからのDVや、子に対する不適切な言動のため、2015年1月、子を連れて家を出た。2015年3月、家庭裁判所にXを申立人、Yを相手方とする離婚調停を申し立てたが、Yが調停に出頭しなかったため、調停を取り下げ、同年8月、離婚訴訟を提起した。その結果、同年12月、離婚を認め、子の親権者をXとする旨の判決がなされ、翌月、同判決は確定した。 (15-015、089)
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