婚姻の直前から夫に継続的に暴力を受けいたフィリピン人女性

2015-02-19

家事事件 - 男女関係 【DV保護】

2007年1月:フィリピン人女性Aは、2002年1月にフィリピンで日本人男性と結婚し、婚姻当初から2005年2月まではフィリピンで、同年6月からは、日本で婚姻生活を送っていた。Aは、婚姻の直前から夫に継続的に暴力を受けており、日本で暮らすようになってからも夫の暴力は止まなかった。Aは、2006年3月、子を連れて家を出、2006年5月18日、東京地方裁判所にDV保護命令を申し立て、同月29日、保護命令が下りた。さらにAは、同月、東京家庭裁判所に離婚調停を申し立てたが、同年9月、調停は不成立に終わり、Aは、すぐに同裁判所に離婚訴訟を提起し、公示送達の後、同年12月20日、Aの離婚請求を認める判決が言い渡された。2007年1月、同判決は確定した。

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