別居中の配偶者(妻)から離婚訴訟を提起
2015-04-17
依頼者は、別居中の配偶者(妻)から離婚訴訟を提起されていた。依頼者は、妻が他人男性と不貞していることを知り、これを理由に離婚請求の棄却を求めた上、当該男性に不貞慰謝料を請求する訴訟を提起し、これを専攻する離婚訴訟と併合させた(家庭裁判所で一緒に審理させた)。妻からの離婚請求は、離婚理由がないとして棄却された。依頼者の男性に対する不貞慰謝料は、不貞を思わせる間接事実があることが認められながらも、決定的な証拠がなかったため、不貞の事実は認定されず、請求棄却となった。依頼者は、妻との関係修復のため、これに対し控訴せず、判決が確定した。(12-134)
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