Archive for the ‘取扱例’ Category
中国にいながら、日本の家庭裁判所にて就籍が許可
国籍 - 就籍許可
中国で生まれ、中国人として登録されている(母が理論的に日本人である。)日系2世(依頼者)につき、国籍法2条1号により、日本国籍を取得していると判断され、中国にいながら、日本の家庭裁判所にて就籍が許可され、戸籍が作成されて来日できた。
家庭裁判所に就籍許可審判を申し立て
国籍 - 就籍許可
日本人夫Aと外国人妻Bの子として日本の役所に出生届がなされ、戸籍が編成されているものの、養育状況等から、A、Bとは別の、日本でオーバーステイをしていた外国籍の男女(いずれも真正な氏名及び住所不詳)の間に日本で生れたと推測される女児X(Xの未成年後見人が当事務所の依頼者)につき、Xを原告、戸籍上の父母を被告らとして、2009年7月、家庭裁判所に親子関係不存在確認訴訟を提起し、2011年、親子関係がないことを確認する旨の判決がなされ、その結果、Xの戸籍が消除された。
Xは、2011年5月、とりあえず、「外国人」として、東京入国管理局に在留特別許可を申請し、2012年8月、「定住者」(1年)の在留特別許可を得た。 Xは、2012年9月、家庭裁判所に就籍許可審判を申し立て、2013年5月、就籍許可審判がなされた。その結果、Xの戸籍が作成され、日本国籍を確保した。(06‐150・09‐079)
労災認定14級を受けた男性
労働事件 - 労働災害
2005年2月:労災認定14級を受けた男性と元雇用主との間で、雇用主が90万円を支払うとの訴訟上の和解が成立した。(01-087)
労働災害で後遺症等級7級を受けた日本人男性
労働事件 - 労働災害
2005年5月:労働災害で後遺症等級7級を受けた日本人男性と、同災害が生じた工場を経営する会社(同男性が勤務していた会社ではない)及びその工場に職人を派遣していた自営業者の個人との間に、同男性に1600万円を支払う旨の裁判上の和解が成立した。(01-104)
退去強制後に障害補償給付金を受け取る
労働事件 - 労働災害
2006年10月、2007年1月:労災後に入管に収容された外国人男性2名に対し、収容期間中についても休業損害給付が認められるとともに、退去強制後に障害等級認定を受け、障害補償給付金を受け取ることができた。(06-010、070)
プレス加工工場で労災に遭った外国人女性
労働事件 - 労働災害
2006年1月:プレス加工工場で労災に遭った外国人女性が、雇用主に損害賠償請求をした訴訟で、雇用主が女性に250万円を支払うとの和解が成立した。(05-64)
作業中の事故で、右手母指を切断
労働事件 - 労働災害
南アジア出身の男性Xは、日本でオーバーステイをしていた2004年2月より茨城県内の木材加工会社で働き始め、同年4月、同社での作業中の事故で、右手母指を切断した。 2006年2月、Xは、同社を被告として水戸地方裁判所に損害賠償請求事件を提起し、2007年2月、被告が原告に250万円を支払うとの裁判上の和解が成立した。(05-119)
消化活動中に怪我を負った外国人男性
労働事件 - 労働災害
2006年3月:勤務先の工場でおこった火災の消化活動中に怪我を負った外国人男性が、雇用主に損害賠償請求をした訴訟で、雇用主が男性に260万円を支払うとの和解が成立した。(02-27)
休業補償、療養給付等を受けることができた
労働事件 - 労働災害
2007年12月:労災に遭ったが、もと職場が労災隠しをしていた事案で、労災が認定され、休業補償、療養給付等を受けることができた。(当事務所は労働者側) (07-117)
時間外労働賃金を上乗せした休業補償
労働事件 - 労働災害
2008年9月:時間外労働賃金が適法に支払われない職場で労災に遭った労働者が、労基署より、時間外労働賃金を上乗せした休業補償を受けることができた。(当事務所は労働者側) (07-117)
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